~全国町田ピアノコンクールに寄せて~
~全国町田ピアノコンクールに寄せて~
全国町田ピアノコンクール前審査員長
東京藝術大学名誉教授   小林 仁

もうあれから半世紀以上の年月がたとうとしています。      
町田市に地元の音楽関係文化人によって「町田こどもピアノコンクール」が設立されました。今でこそ大小数えきれないほどのコンクールが全国津々浦々に存在しますが、当時はまだまだ稀な存在でした。私の記憶に間違いがなければ、第4回からずっと審査員の一人としてお付き合いをいただいてきました。コンクール創設当時から関わっておられたピアニスト、故市田儀一郎先生からお誘いを受けて、私も前回に至るまで審査員長として審査のまとめ役の仕事に関わっておりました。

発足当時は現在のような立派な市民ホールもなく、どこか町田市の体育館を借りてコンクールの開催をしていたのです。冷房もない体育館ですから、酷暑のなか、演奏者も審査員もとても大変だったのです。遮音もない会場ですから、急に雨が降り出すと、騒音のためにピアノの音もよく聞こえない、という有様でした。でも当時の音楽会場というのは地方都市では大なり小なり似たような状況で、誰も不平は言わなかった、と記憶しております。

それから今日まで、町田市のコンクールは「全国町田ピアノコンクール」と名称を変えて、子供だけでなく、学生、社会人も参加できるコンクールにまで発展を遂げ、多くの有為なピアニストを輩出してきました。今後も当コンクールのますますのご発展を念願し、私も体力の続く限り応援をしたいと願っております。

趣旨

町田市音楽協会は文化活動の一環として、音楽文化向上に寄与することを目的に、このコンクールを開催しています。

個々の夢と理想に向かって努力し、より高い音楽を追究することによって、豊かな人間形成に役立つことを願っています。

沿革

1971年

町田市音楽協会設立

1971年

町田市音楽協会設立

1973年

「第1回町田市こどもピアノコンクール」開催 以後毎年実施
町田市教育委員会後援

1973年

「第1回町田市こどもピアノコンクール」開催 以後毎年実施
町田市教育委員会後援

1988年

第1回〜第15回までの上位入賞者による記念演奏会を開催

1988年

第1回〜第15回までの上位入賞者による記念演奏会を開催

1997年

町田市が後援となる

1997年

町田市が後援となる

2000年

F部門(大学生.大学院生等)を新設
「町田市ピアノコンクール」と改名

2000年

F部門(大学生.大学院生等)を新設
「町田市ピアノコンクール」と改名

2003年

第16回〜第30回の上位入賞者による記念演奏会を開催

2003年

第16回〜第30回の上位入賞者による記念演奏会を開催

2004年

SA部門(未就学児等)を新設

2004年

SA部門(未就学児等)を新設

2007年

町田市文化・国際交流財団と共催
「全国町田ピアノコンクール」と改名

2007年

町田市文化・国際交流財団と共催
「全国町田ピアノコンクール」と改名

2008年

市制50周年記念市民協働事業として開催
受賞者コンサートを開催 以後毎年実施

2008年

市制50周年記念市民協働事業として開催
受賞者コンサートを開催 以後毎年実施

2015年

一般部門を新設

2015年

一般部門を新設

2023年

FU部門を新設

2023年

FU部門を新設

2024年

G部門を新設

2024年

G部門を新設

2025年

自由曲部門:小学1・2年生の部、小学3・4年生の部、         小学5・6年生の部、中学生の部、高校生の部を新設

2025年

    自由曲部門:小学1・2年生の部、
    小学3・4年生の部、小学5・6年生の部、
    中学生の部、高校生の部を新設

特色

1.

ステージ上での演奏
当コンクールは予選から本選まで全て、音響設備の整ったホールにおいて観客を入れての公開審査を行います。

  1. ステージ上での演奏
    当コンクールは予選から本選まで全て、音響設備の整ったホールにおいて観客を入れての公開審査を行います。 
  2. 審査員
    世界にはばたく学生たちを育ててこられた有数の教授陣やピアニストの方々を審査員に迎えて、 厳正、公正な審査が行われます。
    また、各参加者へは審査員直筆の講評が送られます。 
  3. 参加部門の設定
    課題曲部門は、年齢、学年に関わらず各部門に参加することができます。(詳細は要項をご覧ください)
    自由曲部門は、レッスンの進度に合わせて自由に曲を選ぶことができます。また、予選を通過すると本選に進むことができます。
    ピアノ愛好家のために一般部門を設けています。 
  4. 参加者への対応
    各参加者へのきめ細かい対応、配慮を行っています。

2.

審査員
世界にはばたく学生たちを育ててこられた有数の教授陣やピアニストの方々を審査員に迎えて、 厳正、公正な審査が行われます。   
また、各参加者へは審査員直筆の講評が送られます。

3.

参加部門の設定
課題曲部門は、年齢、学年に関わらず各部門に参加することができます。(詳細は要項をご覧ください)
自由曲部門は、レッスンの進度に合わせて自由に曲を選ぶことができます。また、予選を通過すると本選に進むことができます。
ピアノ愛好家のために一般部門を設けています。

4.

参加者への対応
各参加者へのきめ細かい対応、配慮を行っています。