~第49回全国町田ピアノコンクールに寄せて~
~第49回全国町田ピアノコンクールに寄せて~
(一財)町田市文化・国際交流財団
理事長       髙橋  豊

「第49回全国町田ピアノコンクール」の開催まことにおめでとうございます。
本コンクールは昭和47年に「町田こどもピアノコンクール」として始まり、50年以上の長きに渡り発展を続けて多くのピアニストを輩出してきました。また、今年は新たに自由曲部門のカテゴリーを増やし参加者の門戸を広げるなど音楽文化の発展に寄与しています。改めまして、本コンクールを主催する町田市音楽協会の皆様に敬意を表します。
さて、本コンクールを共催させていただいております当財団は、「地域文化を創造し、その発展を図ることで、文化の香り高く国際感覚豊かなまちづくりに寄与すること」を目的に活動しております。従いまして、本コンクールはこの目的を達成するためには無くてはならない重要な事業でございます。
本コンクールを拝聴させていただきますと、子供たちが一生懸命演奏する姿、入賞を目指し大きな緊張感の中で演奏する姿など、本コンクールに参加することで繰り広げられる参加者それぞれのドラマが感じられます。参加者にとって本コンクールはピアノ演奏力の向上はもとより、人生における大きな力や自信の形成に繋がるのではないでしょうか。
結びに、町田市音楽協会と共に音楽文化の向上に寄与していくことをお誓いすると共に、本コンクールに参加される皆様方のご健闘と町田市音楽協会の益々のご発展、「第49回全国町田ピアノコンクール」のご成功を祈念いたします。